基本蹴り(キボン・チャギ)

アプチャ・オルリギ

(前蹴り上げ)



ポイント:
視線は前方にむける。

アプチャとは前に蹴る、オルリギとは上げるという意味です。
この蹴りは主に足の筋を鍛える練習法です。
足をできるだけ前に高く上げることが大切です。
足を上げたときは、あごを引いて上体を真直ぐに保ち、
バランスをくずさないように。

アプチャ・プシギ

(前蹴り)

アプチャとは前に蹴る、プシギとは砕くという意味です。
前にいる相手を攻撃するタメに使われる技です。
ひざをたたんで突き刺すように蹴り、素早くたたみます。
部位はアpクンチ(上足底)、爪先、足の甲を主に使います。
みぞおちを目標にける。

ヨプチャ・オルリギ
ヨプチャとは横に蹴る、オルリギとは上げるという意味。

ポイント:
・蹴りあげた足のかかとを肩越しに見る。
・蹴った瞬間は、頭、肩、腰、ひざ、かかとが一直線になる。

ヨプチャ・チルギ
ヨプチャとは横に蹴る、チルギとは突きを意味します。
蹴った瞬間は、かかとを上に、爪先を下にむけます。
部位はパルカルを使い、腰をひねり目標に向かって一直線に蹴ります。
同時に軸足のかかとを蹴る方向に回転させます。

ポイント:
・蹴りあげた足のかかとを肩越しに見る。
・蹴った瞬間は、頭、肩、腰、ひざ、かかとが一直線になる。

トルリョ・チャギ
トルリョとは廻して、チャギとは蹴りという意味です。
蹴る足の軌道が半円を描くことに特徴があり、
テコンドーのなかで最もポピュラーな蹴り技のひとつです。
攻撃部位は、アpクンチと足の甲などがあります。
直角に蹴ること、ひざを高く上げること、腰を十分に回転させることが
大切です。

ポイント:
・蹴り足のアpクンチを視線の前方でとめる。
・目標に対し、チャギが直角に入るようにひざを内側にしっかりひねる。