コンヌンソ・ノプンデ・パロチルギ
◆コンヌンソギで立ち、相手の上段(ノプンデ)をつく攻撃技

コンヌンソ=コンヌンソギ
ノプンデ=上段
パロチルギ=順突き

◆チルギの目標位置はA-2

--実践例--

ポイント:
●チルギの瞬間に両手首をひねる。
●上体は常に正面に向け、チルギの瞬間に肩が出ないようにする。
●チルギをするときは、特にひじが出ないようにする。
●手足の動作と呼吸を一致させる。

コンヌンソ・パルモ・チュキョマッキ
◆コンヌンソギで立ち、パカパルモを使って、腕を引き上げながら上段を防御する。

コンヌンソ=コンヌンソギ
パルモ=前膊(パカは省略)
チュキョ=振り上げる
マッキ=受け

◆マッキの停止位置はA-1

--実践例--

ポイント:
●頭上への攻撃や上段への突きを受けることを想定しながら練習する。
●マッキをする手を上にして、左右の手の甲を合わせるように交差する。(A-3の位置で。)この時、上体は半身。
●パカパルモを使い、A-1でマッキする。
●マッキをする腕を床に対して45度曲げる。
●マッキをする時は上体は全身になる。

コンヌンソ・キョチャチュモ・ヌロマッキ
◆コンヌンソギで立ち、下腹部など、下段への攻撃を交差した拳で防御する。

コンヌンソ=コンヌンソギ
キョチャ=交差
チュモ=拳
=抑える
マッキ=受け

◆マッキの停止位置はA-4

--実践例--

ポイント:
●マッキをするときは、攻撃を受ける直前に上から抑えるように行う。
A-4への攻撃を受けることを想定しながら練習する。
●構える時は両手を左右に広げ、目の高さで構える。この時手のひらは内側に向け、両ひじを約90度曲げる。
●マッキをする時は上体は全身になる。

ニウンチャソ・カウンデ・パンデチルギ
◆ニウンチャソギで立ち、相手の中段への攻撃。

ニウンチャソ=ニウンチャソギ
カウンデ=中段
パンデチルギ=逆突き

ニウンチャソは後ろ足に7割、前足に3割の体重配分で立つので、基本となる足は力の配分が大きい後ろ足になります。その基本である後ろ足と逆の手で突くので「パンデ」チルギとなります。

--実践例--

ポイント:
●チルギの瞬間に両手首をひねる。
●チルギをしたときは、上体は半身になる。

ニウンチャソ・オプンソンク・カウンデ・パンデトゥルキ
◆ニウンチャソギで立ち、オプンソンクを使って相手の中段への攻撃。

ニウンチャソ=ニウンチャソギ
オプンソンク=手のひらを下にした状態の指先
カウンデ=中段
パンデ=逆
トゥルキ=貫き手

パンデトゥルキは、ニウンチャソの後ろ足と反対側の手で攻撃します。

--実践例--

ポイント:
●チルギの瞬間に両手首をひねり、突く手をオプンソンクにかえる。
●ニウンチャソ・カウンデ・パンデチルギを行う要領で攻撃部位がオプンソンクになる。
●トゥルキをしたときに、体が真横にならないようにする。

ニウンチャソ・ソンカル・ヨプテリギ
◆ニウンチャソギで立ち、ソンカル(手刀)で相手の中段への攻撃。

ニウンチャソ=ニウンチャソギ
ソンカル=手刀
ヨプ=横
テリギ=叩く

--実践例--

ポイント:
●叩く瞬間にソンカルに変える。
●テリギをする手を上にして、左右の手の甲が向かい合うように交差する。
●肩より少し上で手を交差して、肩の高さを目標に叩く。
●腰をひねる力を利用してテリギを行う。
●腕全体を使って横に叩く。

ニウンチャソ・アンパルモ・カウンデ・ヨンマッキ
◆ニウンチャソギで立ち、アンパルモ(内前膊)を使って自分の中段を防御する。

ニウンチャソ=ニウンチャソギ
アンパルモ=内前膊
カウンデ=中段
ヨンマッキ=横受け(相手に対して体が横を向いている)

--実践例--

ポイント:
●マッキをする手を下に交差して、引き手の手のひらを下に向ける。
●マッキをする手を顔の高さまで上げた時、手のひらは顔の外側に向ける。
●下から上にマッキしてはいけない。

ニウンチャソ・パルモ・テビマッキ
基本の跳び蹴りを行う準備姿勢に用いられる。

◆ニウンチャソギで立ち、パカパルモ(外前膊)で自分の体の中段への攻撃を防御する。

ニウンチャソ=ニウンチャソギ
パカパルモ=外前膊
テビ=対備
マッキ=受け

--実践例--

ポイント:
●構える時、受け手は耳の後ろに、反対側の手は頭の後ろに構える。この時両拳の甲は互いに向き合う。
●上から下へマッキをする。
●マッキをする瞬間に両手首をひねる。
●マッキをした時、受け手のひじを約90度に曲げ、拳を肩の高さにする。
●受け手の反対側の拳は、手の反対側の胸の前にくる。

ニウンチャソ・ソンカル・テビマッキ
基本の跳び蹴りを行う準備姿勢に用いられる。

◆ニウンチャソギで立ち、ソンカル(手刀)で自分の体の中段への攻撃を防御する。

ニウンチャソ=ニウンチャソギ
ソンカル=手刀
テビ=対備
マッキ=受け

--実践例--

ポイント:
●構える時、受け手は耳の後ろに、反対側の手は頭の後ろに構える。この時両拳の甲は互いに向き合う。
●上から下へマッキをする。
●マッキをする瞬間に両手首をひねりながら拳をソンカルに変える。
●マッキをした時、受け手のひじを約90度に曲げ、指先を肩の高さにする。
●受け手の反対側のソンカルは、手の反対側の胸の前にくる。

ニウンチャソ・サンパルモ・マッキ
◆ニウンチャソギで立ち、サンパルモ(双前膊=両手の前膊)で正面と45度方向から上段への攻撃を受ける。

ニウンチャソ=ニウンチャソギ
サンパルモ=双前膊
マッキ=受け

--実践例--

ポイント:
●正面と45度方向から上段への攻撃を受けることを想定してマッキをする。
●正面からの攻撃を防御する左手を手前にして、左右の手首を交差する。このとき、両手の手のひらは顔に向ける。
●マッキをする瞬間に両手首をひねる。
●上段への攻撃は、パルモ・チュキョマッキ、正面からの攻撃は、パルモ・テビマッキの要領で受ける。

全て、テコンドー通信スクール教本より引用させていただきました。